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ベルト鳴き止め対策編


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自動車のベルト鳴き止め対策や鳴き止め剤の使い方、注意点などについて。

自動車のベルト鳴き止め対策にをする前にベルトが極端に劣化して危険な状況になっていないかを確認する必要があります。車のベルト鳴き・原因の追究を参考にしてください。


■ベルトの鳴き止め対策の方法と注意点

1,ベルト張力調整

ベルトが緩んでいる場合はベルトの張力を適正化することによってベルト鳴きを止めることができます。対策手法としては一般的ですが自分で作業を行うとなると車種によっては非常に簡単にできてしまったりもしますが、一方でかなり専門的な知識や工具が必要になる場合もあります。

修理方法としては根本的な解決に当たります。ただし張力も適正な値に調整しないと張りすぎてしまうと補機プーリーを破損させたり、余計に鳴いてしまう場合もあります。

2,ベルト交換

ベルトの張力が正常でもベルトのゴムが硬化していたりするとベルト鳴きが止まらないこともあります。こういった場合にはベルト交換を行うことが一番無難であるといえます。

ベルト交換で一時的にでも解決しないようなベルト鳴きは補機類になんらかの異常が起きている可能性が高いか、ベルト鳴き以外の異音が考えられます。

3,ベルト鳴き止め剤塗布

ベルト鳴き止め剤塗布は一番簡単でベルトの効果や水分やサビなどが原因で鳴きが起きている場合には有効な対策手法です。しかしながら一時しのぎ的な要素は強く根本的な解決策には当たりません。

逆に構造上錆などが発生しやすかったり、水分の浸入が避けられないことによるベルト鳴き、またはベルトの経年硬化の場合は鳴き止め剤以外では止められない場合もありますので重宝します。

ただしベルト鳴き止め剤以外の油脂などをベルト鳴き止めに使うのはベルトを痛めたり、芯線が伸びたりしますので絶対に止めましょう。そのときはCRCなどでも止まりますが後々弊害が出ます。

ベルト鳴き止めには専用のもの以外にシリコングリスなどが使用できます。(ベルト鳴き止め剤はフッ素樹脂やシリコン系グリスなどがあります。)出来ればフッ素樹脂粉末固体潤滑 のものが推奨です。

4,ベルト鳴き止めに関する禁止事項

少し昔の手法としてはエンジンを書けた状態でベルトに紙やすりをかける方法などがありましたが指を巻き込まれて切断されるなどの事故が発生しており危険なので絶対止めましょう。 その場しのぎ的な要素は鳴き止め剤より強く、解決策にならないです。

■ベルト鳴き止め剤塗布の注意点

グリス系で指で塗るタイプのベルト鳴き止め剤塗布時には必ずエンジンを止めて行いましょう。指先に1センチ程度の量で効果を発揮します。逆に塗りすぎはベルトのスリップにつながりますので注意してください。

スプレー式のベルト鳴き止め剤はエンジンをかけたままベルト表面に2~3秒使用するだけで効果を発揮します。

またベルトテンショナーにサビが発生してベルトの背面が原因でベルトが鳴く場合もありますのでそういった場合はベルト背面に鳴き止め剤を塗布する方法もあります。背面テンショナーで張力を掛けている場合は有効です。

※ベルト表面=ベルトの山がある方。
※ベルト背面=凹凸がなく文字などが刻印されている方。

ベルト鳴きに効果が高いベルト鳴き止め剤は粉末フッ素系のバイダスドライ が極めて高い効果を発揮します。ベルト鳴き以外にもガラス開閉時の異音等油脂による潤滑剤が使えない部分に対応しますので重宝します。


■ベルト鳴き止めに関するワンポイント

ベルト鳴きの原因としては他にも補機類のプーリーや材質、取り回しに欠陥がありベルト鳴きが慢性的に発生しやすいということも考えられますし、補機類の故障も考えられます。

上記に挙げたベルト鳴き止め対策でベルト鳴きが止まらない場合は取扱店のディーラーなどに相談してみた方がいいかと思います。