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内装・ボディーのきしみ音原因


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旋回時や不整路走行時の車のボディーきしみ音の原因について。

■ボディーきしみ音の発生原因

車の異音の中でもっとも厄介なのがこのボディーのきしみ音です。旋回時や不整路走行時にボディーがねじれた時、又はねじれが戻った時に異音が発生しやすいのが特徴です。

1,ボディー形状による負荷が大きい

ミニバンやワゴンは構造上どうしても旋回時や左右に振られるような外乱を受けたときにボディーのねじれ量がセダンやスポーツカーのような低重心の車に比べると大きくなります。

ルーフトップ(屋根)までの距離が長いということは車の骨格であるピラーなどの部分も長くなってしまい、長くなるということは、それだけねじれや曲がりなどの力に対する強度が弱くなってしまうことは容易に想像できるかと思います。

このようなねじれ、曲がりなどの力を多く受け続け、さらに変形量も大きいとなるとボディーの痛みも早くなり、きしみ音などの異音の発生原因となってしまいます。

これは構造上避けられない事態だと思います。ただし異音発生リスクが高いというだけで古くなればきしみ音がするというわけではありません。

2,過負荷走行によるボディーの痛み

積載量の多い車(過積載は言うまでもなく)、積載頻度の多い車、すなわち仕事で使うバンやレースやスポーツ走行メインで使用している場合は通常よりも大きな力が作用します。

積載車であれば遠心力や外乱でボディーがねじれた時に積荷の重さもボディーに作用するためボディーの痛みが早くきしみ音が発生しやすいというわけです。

レース使用車に関しては走行したことがある方なら解ると思いますが、例えばハイグリップタイヤを履いて足回りを固めて走行したとします。

限界を引き出そうとして走行すると足回りがしっかりしているほどボディーがよじれるのが解るくらいに感じ取れます。これは足回りで踏ん張った分をボディーのねじれによって吸収してしまっているためです。

元々ボディー剛性がかなり高い車はこの限りではありませんが、一部を改造して限界性能を引き出すような走行は想定外の負荷がかかるためボディーのきしみ音は発生しやすくなります。

殆どの車はこういった弱点が出ないようにトータルバランスを考えて設計チューニングされており、スポーツカーなどは更なる強化に対応すべくマージンを持っている場合も多いですが、純正といえどすでに「チューニング」はされているわけです。

3,劣悪環境による侵食

例えば海沿いや雪国で使う車と降雪等の少ない平野部などで使用される車を比較した場合、シャシー(ボディー骨格)の痛みに雲泥の差が生まれてきます。

一部ではアルミのフレームを利用している車等も存在しますが、アルミにしても鉄にしても「塩害」による侵食は免れることが出来ず、著しくシャシの錆を促進し溶接部分を劣化させる原因となりえます。

元々塩害の影響を受けやすい地域では、その侵食の影響が懸念されてアンダーコートなどが普及・推進されているもののそれでも間に合わないほど影響は強く出ます。こういった要因もきしみ音発生の一因となる場合があります。