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ブレーキ鳴き止め対策・修理方法


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自動車・バイクのブレーキの鳴き止め対策、修理軽減方法例の解説。

■ブレーキの鳴き止め対策・修理案

まず今出ているブレーキ鳴きが残量が少なくなっている警告音でないことを自動車のブレーキ鳴きで確認してから当記事の鳴き止め対策・修理案一例を読んでください。

1,ブレーキ面取り

ブレーキ鳴き止め対策方法として一番ポピュラーでよく行われる方法ですが、ブレーキパッドの表面と角部を100番程度の荒めの紙やすりなどでを研磨することによって摩擦係数を変化させて共振を抑えてブレーキ鳴きを軽減する方法です。(ブレーキ鳴き=ブレーキパッドとディスクの共振です)

ディスクローターやドラム内側の錆びや軽度な凹凸を研磨する手法も含みます。ただしローターやドラムの状態が著しく悪い場合や歪みがある場合は交換が必要です。

2,シムのグリス補充

ブレーキパッドにはシムと呼ばれる金属板がついておりパッドとシムの間にはグリスが塗布されておりダンパー作用によりブレーキ鳴き防止などの役に立っています。

しかしグリスはブレーキの熱を受けて溶け出したり劣化して徐々に機能を失っていきます。そのためブレーキ鳴き防止対策として専用グリスを補充する方法があります。

グリスは通常のシリコングリスでも構いませんがワコーズのブレーキプロテクターグリス等の硬度の高いグリスは抜群のダンパー効果で鳴き止め対策に適した特殊グリスです。

3,ピストンバック

ブレーキキャリパーのピストンを一回押し戻す事によってキャりパーピストンのこじれを修して正当りを均一化させる目的で行います。これによっても共振点をずらすなどの効果があります。

専用ツールもありますが、当て木や鉄板を介してウォーターポンププライヤーなどで挟めばピストンを動かすことが可能です。ピストンを回してピストンバックするタイプもありますので要注意です。

4,スリット切削

ブレーキパッドの中心にスリット(切り込み)を入れることにブレーキパッドの接触面を2分割することによって共振を起こりにくくします。スリット入りのブレーキ鳴き対策パッドも出ているくらいなので効果は結構高いです。

ただし作業はシビアなので整備工場などに依頼するのがベストです。自分で作業する場合はイトノコなどで行うとスムーズに行くと思いますが、自己責任で作業を行ってください。

5,パッド交換

摩擦係数が高いほどブレーキ鳴きが発生しやすいため、若干摩擦係数の低いブレーキパッドに交換する方法です。ロングライフ(長持ち)タイプのブレーキパッドは摩擦係数が低い傾向にあります。ブレーキ鳴き対策パッドなんてものもあるくらいです。

逆にレーシングタイプのメタルを多く含むブレーキパッドは摩擦係数が高くブレーキ鳴きが発生しやすい傾向にあります。

6,鳴き止め剤塗布

別名制動バランス向上剤と呼ばれるものの塗布で、最も簡単なのですが最終手段にしていただきたいと思います。限度が分かっていれば安全に使えるものですが、明らかに制動力が低下します。

ブレーキパッドの両端に少しずつ塗布する程度で十分です。他にも鳴き止め剤はいくつか種類があり作業は簡単ですが効果の持続はいずれにしても短いです。

現在は制動力を落とすものだけではありませんが、全ての製品に対して完全に把握しているわけではないので手軽でDIY向きではありますが整備士の立場として最終手段とさせていただきました。

駄目で元々という気分でしたら、分解整備に該当するブレーキ分解を行わずして出来る唯一の対策ともいえますので試してみるのも良いでしょう。(パッドとシムに挟むタイプは分解が必要になります)

7,特殊な加工や交換部品

完全にDIYの整備の話ではありませんが純正部品でブレーキ鳴きがあまりにも顕著に出てしまっている車種に関してはメーカーから対策が出る可能性もあります。それらはDIYでは到底出来ないことですので依頼する形になります。

例えば、ローターとパッド・ブレーキキャリパーの絶対的な質量バランスを改善するためにキャリパーの形状変更や、軽微なものですとシムの形状変更等です。あとはパッド面の特殊加工や材質に完全対応している専用の鳴き止め剤の加工塗布などが挙げられます。

よって最終的に、というよりもまず最初に販売店にそのような対策や改善方法がないか確認するのが、ブレーキ鳴き解決への早道かと思います。

ただ保障期間が過ぎた車に関しては恐らく有償になる場合があるかと思いますので、無償・有償に関しても問い合わせ時に聞いたほうが良いと思います



■ブレーキの初期鳴きについて

ブレーキ鳴き止め対策についていくつか提案しましたがブレーキ鳴きの原因・メカニズムを確認していただければ分かると思いますが、ブレーキ鳴きは自動車にとって避けては通れないもので100%止める確実な方法は一般的な手法では存在しません。

特に初期鳴きと呼ばれる朝一番車を動かすときに軽くブレーキを踏んだときに出るようなブレーキ鳴きは原因がディスクローターに付着したブレーキダストのサビや結露による水分の付着であったりするため鳴き止めが困難です。