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ブレーキオイルの点検方法
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■ブレーキオイルの点検をDIYで実践
ブレーキオイルはエンジンオイルのように燃焼による熱にさらされるわけでもなければ、潤滑などをメインに行っているわけでもない、すなわち作動油としての役割が大半を占めるオイルです。
もちろんブレーキングで発生する熱の影響は受けますので、耐熱劣化性能や防錆など必要な役割が他にもあることは言うまでも無いのですが、実は液体であれば何でもブレーキを作用させることは出来ます。大きな漏れが発生した時の予備知識としておきましょう。
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さて、点検に関してはさほど見ることが少なそうなブレーキフルードですが意外と重要な情報がつかめます。 他人に補充されてしまうと元も子も無いのですが液の減り具合からブレーキパッドの残り残量の予測などが可能です。左の画像はブレーキフルードリザーバータンク。 |
ディスクブレーキではキャリパーに入っているピストンでブレーキパッドを押さえつけて摩擦による制動力を得ています。
ブレーキパッドは摩擦によって当然減少して薄くなってくるわけですが、ピストンはキャリパーに「ほぼ接触したような状態」で待機するので、ブレーキパッドが少なくなるとキャリパーから突出しているピストンの体積が多くなります。
この体積分はブレーキフルードによって突出しているため、その分はリザーバータンクから補われるので液面が下がります。すなわちブレーキフルードは減少するわけではなく、ピストン突出量によってリザーバータンクの分が「お出かけ」しているだけなのです。
この知識を持っていれば使用状態に対して「減りすぎ」であれば漏れ、ブレーキ引きずりによる異常早期磨耗などが予測でき、「増えている・減っているはずなのにFULL」であれば誰かが補充したと判断できます。
自分でパッドの磨耗量と液面変化の関係をメンテナンスノートなどに記録しておくと点検時に、一目で異常に気づくことが出来るかもしれません。
液面以外で分かるブレーキオイルの発する情報
実は液面以外の「汚れ具合」でも故障が起こっている可能性の判断が出来ます。普通に使用していればブレーキフルードが極端に汚れることはありません。経年による色の変化が徐々に起こってくる程度です。
にもかかわらず明らかに赤茶色、白濁が起きた場合はブレーキ系統に異常が起きている可能性を示唆しています。通常は他の現象・不具合を体感して気が付く場合も多いとは思います。
赤茶はブレーキキャリパーやピストンが錆びてしまったことによるもので、ダストブーツやシールが切れてしまってピストンが固着したり、動きがおかしくなっている可能性があります。何も異常が起きていなければ経年によるものと判断します。
同時に白濁(にごり)を伴う場合は水入りの経路が考えられます。原因はダストブーツ・シールの不良やリザーバータンクの上蓋の不良などが考えられます。
ということで、液面のレベル以外でも故障や異常を知ることが出来ると言うことを覚えておきましょう。
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