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ブレーキオイルの役割


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ブレーキオイル(ブレーキフルード)の役割と油種(DOT)に関しての解説

■ブレーキオイルの役割

※ブレーキオイルはブレーキフルードと書かれているものもありますが同様のものです。当記事ではブレーキオイルに統一させていただきます。

ブレーキオイルはブレーキペダルの踏力をブレーキキャリパーのピストンまで伝える役割をしています。潤滑油としての役割もありますが実は液体であれば水でもジュースでもブレーキを作動させることは可能であり「作動油」としての働きがメインになっています。

しかし求められる性能としてゴム部品、金属を腐食させないこと、科学的に安定していること(オイル自体が腐らないこと)、沸点が高いことが挙げられますので、条件を満たすことの出来る専用のオイルが使用されています。

ゴム部品を侵食しないと言うのがポイントで通常使われている鉱物油はゴム部品を膨潤させる性質があり、使用混用が不可能になっています。その点ブレーキフルードはゴム関係の部品(シール類)などを侵さずに要求性能を満たすことが可能なオイルになっています。

ブレーキオイルの種類

種類と言ってもエンジンオイルのように複雑な分類ではなく主に耐熱性を基準とした「DOT」で分類されます。通常の自動車に使用されているタイプはDOT3と呼ばれるものです。

メーカーによってはDOT3でも一昔前のDOT4の耐熱性に匹敵するような性能のものもあり、普通に走る分にはDOT3でも十分すぎる性能を有しています。

これはブレーキオイルが吸湿性をもっており、使用に比例して沸点が上がることを予測しているため安全マージンを取った性能を満たしているためだと思われます。小排気量車ならサーキット走行でもDOT3のオイルを早めに交換すれば対応できます。

ハイエンドDOT4

DOT4は主にサーキット走行、スポーツ走行をカバーするための耐熱設定でDOT3と互換性があるオイルが殆どです。普通使われるのはこのDOT4までです。

完全プロスペックDOT5

DOT5は完全にプロユース向けで、通常の車には互換性が無いこともあります。すなわちゴム類のパーツが油脂に対応していないケースがあるということでDIYメンテナンスという視点からはちょっと遠いかもしれませんが、あることだけ覚えておきましょう。