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エンジンマウント破損による異音


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エンジン始動時のガキン音などの原因となるエンジンマウント破損異音について

自動車エンジンマウント関係の異音

エンジンマウントが破損すると主にエンジン始動時異音や加速時、不整路、段差走行時に比較的大きな音で「ガタン」「ガキ」などの比較的大きな金属音を発生させます。エンジンマウントが破損してしまった場合の対策や原因についていくつかあげてみます。

■エンジンマウントとは

まずエンジンマウントとは何か?ということなんですが、エンジンマウントはエンジンをフレームに懸架するための部品でフレームやボディーに直接振動を伝えないように強化ゴムで金属部品が吊られたようになった部品で長期耐久性及び減衰作用が要求されます。

エンジンマウントは1箇所ではなく通常リヤマウンティング、ライト、レフト、センター、などと位置によって呼び名は異なり、数箇所存在します。ミッション側はミッションマウントと呼ぶこともあります。

エンジンマウント異音原因

エンジンマウントが破損と表現していますが、エンジンマウントゴム部の亀裂・破損が一番多い症状で、正しい表現かもしれません。金属と金属の間を懸架しているゴム部分の破損がメインになります。

1,経年劣化による亀裂・損傷

いくら丈夫に作ってあってもゴム部品である以上劣化による硬化が始まり亀裂が生じます。マウントはエンジンを懸架しながら振動やねじれを吸収するという高負荷を受け続けますので、いつかはこのような状態になってしまいます。

これは使用状況でも若干変わってきます。例えば急加速運転が多い場合はマウントゴム部に強いねじれが発生しますし、不整路走行でも通常の道路よりマウントにかかる負荷が大きくなるので破損しやすくなる恐れもあります。

よって10万キロ~20万キロを長距離運転メインで走行した場合よりも、山道などをメインに5万キロ走行したほうがシャシーやマウントにははるかに大きな負担がかかっていたります。

また一番の原因は「ゴム部品であるが故」の経年劣化によるゴムの硬化だったりします。

2,エンジン特性による早期劣化

エンジンの特性とは簡単に言うと静粛性の高いエンジンであるか否かという点です。4気筒エンジンよりも当然V8などのエンジンの方が静粛性は高く、重量という面以外で考えれば振動による負荷は少なくなります。

一番マウントが痛みやすいのはディーゼルエンジンです。基本的にガソリンエンジンよりもはるかに高い圧縮圧力で燃焼しているためエンジンの振動はどうしても大きくなり、その振動を減衰するためにエンジンマウントに依存する負荷も大きくなります。

このように振動の大きいエンジンでは早期にマウント破損によって異音が発生する可能性があります。

エンジンマウント破損異音が出やすい状況

実はこの異音は通常走行では発生しない可能性があります。発生しやすい状況としてはエンジン始動時や急加速時です。エンジン始動時は回転数が低く安定しないためスターターによってエンジンが回されてかかる瞬間などはかなりエンジンが揺れます。

このように極端な条件時のみ「ガキッ」「ガコ」と大きな音がする場合はマウント系の破損の疑いがあります。同様に急加速時も加速し始めの一瞬大きな異音がするという症状などが該当します。

エンジンマウント破損異音対策

1,エンジンマウント交換

破損してしまった以上交換以外に修理方法はありません。部品自体は大した金額ではありませんが交換するマウントの場所によっては交換工賃が大きい可能性もあります。