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オイルフィルターの役割・交換時期


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エンジンオイルフィルターの役割と種類、マグネット式の注意点

■エンジンオイルフィルターとは?

各部の磨耗で出た鉄粉や過酷な運転で発生したスラッジなどを直接エンジンを潤滑するオイルとして圧送しないように、これらをろ過するためのフィルターのことです

オイルフィルターでろ過されてから各部潤滑を行い、オイルパンと呼ばれるオイルの受け皿(エンジン下部)に戻ってきます。オイルパンに戻ってきたエンジンオイルはオイルポンプで吸い上げられて再度オイルフィルターでろ過されたら各部を潤滑すると言う循環をしています。

メーカーによるオイルフィルター交換の目安?

オイル交換時期とフィルター交換時期を同時交換としている場合もあり、オイルおよびフィルターの交換時期となっている場合はエンジンオイルと同時期の交換と解釈してしまっていいと思います。

しかしながら、これもまたディーラーやカー用品店の一般的な見解とは異なり、多く知られている交換時期はエンジンオイル交換2回に1回という交換時期が一番多く知られており一般的になっています。もちろんメーカーでもこのように定めている場合もあります。

私が細分化するならば、年間走行距離が5000kmに満たない場合は3回に1回、すなわち1年半で1回交換すれば問題ないと思います。オイルと違って詰まることが機能上の1番の問題なので「経年」はあまり問題にならないという観点からです。

こういったことから理解してメンテナンスサイクルを細分化しておけば、車を大切にしてコンディションを保つメンテナンスを行う中でも経済的な負担を減少させることができるのです。

フィルター交換をしないことによっておきる不具合

オイルフィルターは、潤滑時に発生した金属粉や燃焼時に発生した不純物等をろ過するという重要な役割があります。実はエンジンオイルを頻繁に交換していればオイルフィルターが詰まるということは、あまりありません。

現在はエンジン自体の精度や仕上げが非常に良いため新車時からでも金属粉の発生量は非常に少なくなってします(出ないわけではありません)、当たりがついてくればなおさら出難いです。

エンジンオイルを頻繁に交換していれば清浄分散作用によってスラッジなどの固形物もできにくくなるためフィルターが詰まる要素がなくなるというわけです。

しかしながらオイル交換をサボってしまい、仮にフィルターが詰まってしまうとオイルフィルターを通過しないままバイパス通路を通ってオイルパンに落ちてきたオイルがそのまま潤滑に使用されることになります。

これは詰まりによってオイルポンプによるオイルの圧送潤滑が出来なくなってしまうと、エンジンが焼きついてしまうためフィルターが詰まって一定以上の抵抗がある場合はバイパス通路を介して潤滑だけは可能にする仕組みになっているためです。

エンジンオイルフィルターの種類~マグネットフィルターの注意点

いろいろなメーカーがエンジンオイルフィルターを製造していますが、性能に体感できるような差は少ないと思います。ただ、中にはマグネットによって鉄粉収集を行う機能がついているオイルフィルターも存在します。

ろ紙とマグネットをバランスよく使ったフィルターならいいのですが、マグネットにのみ依存したタイプもあるようでこのようなタイプは正直お奨めしません。

マグネットにのみ依存すれば、確かにオイルポンプの駆動抵抗は非常に軽くなると思います、しかしながら物理的にフィルターを介して異物をろ過するほうが確実であり、マグネット式の場合は鉄しか吸引することができません。

エンジン内部にはアルミなどの非鉄金属は多く存在しますし、フィルターで ろ過するべきものは鉄粉だけではなくスラッジ等も対象です。よってマグネット式を試してみたい場合はマグネット+ろ紙兼用式のフィルターにしましょう。